笹色の紅 幕末おんな鍼師恋がたり/河治 和香

笹色の紅―幕末おんな鍼師恋がたり笹色の紅―幕末おんな鍼師恋がたり
(2006/03)
河治 和香

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幕末動乱の時代を舞台に、女郎あがりの鍼師おしゃあと、塩飽出身の朴訥な幕府軍艦水夫(かこ)庄八の長年に渡る恋を描いた連作時代長編。

反骨精神が強く偏屈で、その割りに純真なおしゃあは、私娼窟に売られ遊女となった過去があるが、抱えた遊女を大事にする女将だったので、自由の身となっても女将のもとに足繁く出入りしている。

伝説の鍼師に落籍(ひか)され、みっちりと技を仕込まれたおしゃあは才能を発揮し、あちこちで重宝されているが、この鍼治療の描写が詳細で、鍼とはこんな医学的なものだったのかという驚きがあったが、これはまぁ余談である。

ある日、風呂屋の追い回しの善次郎(この男の半生も興味深い)が、傷だらけで倒れていた水夫を連れ込むが、これが庄八で、朴訥で誠実で茫洋とした庄八に惹かれ、わりない仲になるおしゃあだった。

船乗りとして有能な庄八は、咸臨丸からオランダ留学と、長く留守をするようになるが、その間のおしゃあの不安な思いがひとつの読みどころになっている(庄八の転変は明治まで続く)。

波乱を経ながらおそらく40年以上の月日を寄り添った二人を描き、何とも切なく幸福な時代小説だが、気の強い女の転変の半生記という味わいは宇江佐真理にかなり近いような気がする。先に「侠風むすめ」を読んでしまったが、「侠風むすめ」には杉浦日向子の雰囲気が感じられるし、先人の影響を受けつつ、少しずつ自分の世界を築いているのだろう。これからも楽しみな作家である。


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おせがき

檀家になっている寺で行事がありました。

熱心な仏教徒ではなく、寺請け制度の名残である檀家制にも疑念を持つ方ですが、民俗文化としての宗教には興味がありますので、それなりに面白く拝見して来た次第です。

墨染めの衣を着た僧侶が20人ほども並んで読経を響かせるのはかなり迫力でした。節回しに胡弓のような小節があり、さすが大陸伝来だなぁと思いますが、陶然としてくる感じはやっぱり一種のトランスミュージックなのかも知れません

餓鬼に布施をするということで、水と米を撒く動作もあり、こういう体験も初めてでした。先祖に感謝し、謙虚な気持になれるのがこういう行事のメリットかも知れないと思います。ただし、すぐに忘れるんですがね(笑)。


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何にでも使えるのか!?(笑)

マウス


PC周りのサプライでは有名なB社の光学式マウスを使っています。

光学式ならトラックボールのように埃や手あかですべることもなかろうし、半永久的に使えるんじゃないかと思っていましたがさにあらず、使用1年半くらいで不調が出てきました。

センターホイールを回すと、時折画面が逆にスクロールされるようになってきまして、ひたすら下へスクロールしているはずなのにストトトントンてな感じで画面がぶれた日にはいささか気持ち悪うございます(笑)。

で、ホームセンターへ寄ったついでに文具売り場を見てみたらプライベートブランドの激安品があり、これを購入。どうせ壊れるものなら安物で十分です。しかし、「どんな用途にも使える!」ってどういう意味なんだろう・・・(笑)。


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