そうすると、この「新語流行語大賞」は、その年の世相を捉えたキーワードと言った方が良いのだろう。「アラフォー」が、テレビドラマのタイトルとして新たに考案されたもので、それが定着したなら新語と言えるだろうが、新語・流行語大賞公式サイトによると、アパレル業界で使われている言葉らしい。
おそらく候補くらいにはなっているだろうと思ったが、「金髪豚野郎」が候補外だったのは残念(笑)。品性がないし、発言者の独善的かつ幼稚な身勝手さにも辟易するが、元夫に対する罵倒としてはなかなかの衝撃力がある。
「言語学的な流行語」は出所が分かってはいけないというが、今時の流行語はおそらくマスコミに乗って広がっていくのだろう(後はネットか)。方言が全国的に定着した例として「うざったい(更に省略してうざい)」があるが、これは元は東京西多摩方言である。西多摩地方の高校に在籍したことがあり、そこで上級生が話しているのを聞いたのが初めてだが、20年ほどしたら全国区になっていた(笑)。方言が徐々に浸透して東京に到達すると、一気にマスコミに乗って全国に広まり、流行語を経て定着するそうだ。
定着しなければ一時的な流行語=死語として忘れられるのだろう。高校生の頃に「話がピーマン(中身がない)」という言い回しが流行ったが、すでに忘却の彼方・・・。
自然発生的な流行語というか言い回しというか、接客業などでの「○○でよろしかったでしょうか」「○○してもらってもいいですか」が気になる。丁寧さと曖昧さをオーバーラップさせる日本語婉曲表現のひとつかもしれないが、何か失礼な印象を受けるのだ。「よろしいでしょうか」「○○していただけますか」でよろしかったんじゃないでしょうか!。

